恒富西地域包括支援センターでは、2月20日に 『要援護者のくらしを考える ～災害編～ 』と題し、恒富西地域包括支援センター圏域で活動されている民生委員さん20名と介護支援専門員22名、市民の方、関係機関等 総勢 62名で『地域ケア推進会議』を開催しました。 この会議は、地域で暮らす要介護者の生活を支える大切な存在であることをお互いが理解し、地域の課題を解決するための関係性をつくることを目的に開催しました。
今回は、初の試みとして『ワールドカフェ方式』を取り入れ、４つの特徴の要援護者が、被災した時、私たちはどの様に支援したら良いか、避難所での生活は何が不足するか等いろいろ想像し、意見を出し合いました。話し合いの後、危機管理室の防災推進員・黒田さんから、『避難行動要援護者の避難支援体制構築』についての説明がありました。まだまだ延岡市の体制が整っていないとのことでしたので、これから私たち包括支援センターも地域の方々と連携して避難支援体制を構築したいと思いました。
そして、会の終了後、＋１（プラスワン）被災地クッキングと高齢者の嚥下の疑似体験コーナーを開き、皆さんに『イタリアン千切り大根』の試食と嚥下困難な状況での乾パン試食を体験してもらい大好評でした。 今回の会が、24日の『災害ボランティア運営設置訓練』に繋がり、恒富西地域包括支援センター圏域の防災に活かされていく事を期待しています。
